盛り上がりまくっているキャッシュレスとEC(ネットショッピング)ですが、まだまだ伸びしろがあります。
なぜなら、日本のキャッシュレス化は世界的に見るとまだまだ遅れていて、政府が躍起になってキャッシュレス化を推進しているからです。
今、まさに伸びようとしているキャッシュレスですが、ECとの組み合わせが最高におトクです。
キャッシュレスとECの組み合わせが主流!乗るなら今!
- どれだけ還元率が高いか?
- どれだけ使いやすいか?(使えるお店の数、商品の種類や数)
がキャッシュレス・ECの全てです。使いやすくて、お得であれば僕たちにとってはオッケーです。この視点で見たとき、最もお得になるのは、
「独自のキャッシュレス決済システムがある」✖️「何でも売っている独自のショッピングモールがある」ことです。
独自のショッピングモールを持っているが、独自のキャッシュレス決済システムを持っていない場合、決済システムを持っている会社に手数料を支払う必要があるので、どうしても僕たち消費者への還元は少なくなります。逆もまた然りです。
ECモールを持っている会社は山ほどあります。(ヨドバシ、アスクル、ベイクルーズ、ZOZO…)
▼ECモール
また、キャッシュレス決済システムを持っている会社も山ほどあります。(全てのクレジットカード会社、JR、LINE…)
▼キャッシュレス決済
挙げだしたらキリが無いですが、キャッシュレス決済システムも幅広い商品(ショッピングモール)も両方持っている会社は少ないです。
商品の多さ(EC売り上げ)、使えるお店の数、還元率の観点で、僕たち消費者にとってお得な価値を提供してくれるキャッシュレス・ECを纏めてみました。(※フリマは除外)
○通信系(携帯キャリア等)
なんといっても注目は大手の通信会社(携帯)!いち早くキャッシュレス決済システムを作り、最近は潤沢な資金を元手にショッピングモールにも乗り出しています。
楽天が先発しシェアNO.1とリードしていますが、ヤフー(softbank)やau、ひっそりとdocomoが怒涛の追い上げをみせています。
各社、シェアを取るために赤字上等の還元キャンペーンを行なっています。
楽天:楽天ペイ+楽天市場
楽天市場は売り上げ3.5兆円のビッグマーケット(国内ECトップ)です。
楽天の会員数は、延べ1億人とほぼ全ての国民が持っている計算になります。
長所は、なんといってもポイントの貯まりやすさ。通常のポイント付与率は1%ですが、アプリや楽天ゴールドカードなどと併用することで最大11%の還元を受けられます。
頻繁に開催されているキャンペーンを利用すれば更に大きな還元を受けられます。
▼キャンペーンの例利用期間:2020年9月1日~2021年3月31日
マクドナルド、ミスタードーナツなどリアルの提携も50万店舗以上と、使える店舗も多く「楽天市場」で貰えるキャンペーンポイントを使って支払えば日用品や食事に利用することができます。
▼キャンペーンポイントの例 まだ登録されていない方はキャンペーンなどで還元率が大きい内に、登録しておくことをオススメします。
yahoo!:PayPay+PayPayモール
PayPayモールは国内ECでは3位の売上規模であり、1位の楽天、2位のamazonを追い抜こうと必死です。
会員数を増やすために、楽天よりも高い還元率のキャンペーンを頻繁に行なっています。
例えば、決済額の40%還元キャンペーンや抽選で最大2000%還元キャンペーンなど正直、頭おかしいレベルです。
これからPayPayやau Pay、LINE Payなどが採用しているQRコード決済は、国が主体となって日本共通のJPQRという統一規格に変えていきます。
しかし、PayPayだけは独自のQRコードを使い続ける方針を打ち出しています。お店側へ「PayPay独自コードを使ってくれたら手数料無料にするぜ!」と本気の姿勢です。
お店側も手数料が必要になるJPQRコードを使った決済システムよりも、無料のPayPayコードを使った方が負担が減ります。
PayPayコードを使えるお店が増えると、本当に何処でも使える決済システムになる可能性が高いです。
還元率の高さ、もっと使いやすくなるPayPayに登録しておくことをオススメします。
au:au Pay+au Payモール
通信重視派にオススメ! 楽天、ヤフーに続いてauも独自の決済システム「au Pay」を立ち上げ、キャッシュレス・ECで1位を狙っています。 実は、auユーザーにとっては「最強の還元率」のキャッシュレス・ECです。
auユーザーなら迷わず「au Payゴールドカード」+「auスマートパスプレミアム」+「auじぶん銀行」+「au Payマーケットへの登録」を行うべきです。
僕もauユーザーで、普段からメインで使い倒しているため、内容厚めです。 au Payゴールドカードは1万円/年、auスマートパスプレミアムは499円/月の会費が必要ですが、確実に得します。
au Payゴールドカードが得になる理由
払った金額以上のポイントが還元されるからです。 まずau Payゴールドカードだと携帯料金(基本料、インターネット接続料、データ定額料)の11%が還元されます。
月に8333円以上の携帯料金を払っていれば、これだけで年会費(1万円)を回収することができます。 加えて、au Payマーケットで使える1000円分のクーポンが毎月もらえます。つまり年間1.2万円分です。
その他、宿泊予約での優待、ラウンジサービス、旅行保険などを加味すると、得にしかなりません。
なお、au Payが使えるお店での買物での支払いはau Payゴールドカードでは行わず「じぶん銀行からチャージしたau Payの残高」から支払った方が得です。(後述します)
au スマートパスプレミアム
毎月3の付く日(3,13,23日)は「三太郎の日」といって、auスマートパスプレミアム会員が大幅な優待を受けることができます。 まず、ローソンとpontaポイント提携店で10%のポイント還元を受けることができます。
auユーザーなら、更に3%のポイントが追加され、計13%還元です。 月にローソンやponta提携店で5500円程度の出費をするのであれば、それだけでauスマートパスプレミアムに入会した方が得になります。
例えば、タバコを3日で1箱以上吸う喫煙者なら問答無用で入会した方が得です。3の付く日に1カートン(約5000円)買えば、それだけで最低500円分のポイント還元です。
✔︎このポイント還元はタバコにも有効 1日1箱吸う喫煙者なら月1500円分のポイント還元が受けられます。
還元されるのはpontaポイントとしてです。この還元がすごいのはpontaポイントをau Payマーケット限定で使えるポイントへ1.5倍のレートで変換できることです。 つまり1500円分のpontaポイントがau Payマーケットで使える2250円分のポイントに化けます。
そのポイントを使って、さらに上述の1000円クーポンと組み合わせれば、au Payマーケットで月に3250円分の買物が無料になります。 au Payマーケットはビールや炭酸水、電子機器まで、amazonなどと同等かむしろ安いくらいの価格で物品を販売しています。
しかも、auスマートパスプレミアム会員は、ほとんどの物品を送料無料で購入できるので使わない手は無いです。 他にもau Payマーケットで買物をすると最大20%還元や、au Pay加盟店なら100円引になるクーポン、旅行先での宿泊代が15〜30%程度安くなるクーポンなど配信されています。
auじぶん銀行
じぶん銀行の口座開設は無料です。口座に入れたお金をau Payにチャージすると5%のpontaポイントが還元されます。 つまり、1万円チャージすると500pontaポイントが還元されます。
さらに、これを上述のau Payマーケットで使えるポイントに変換すると750円分になります。 上述の通り、買物の際はau Payゴールドカードではなく、じぶん銀行からチャージした残高で支払った方が得になる理由です。(還元率7.5%)
au Payマーケットへの登録
貯まりやすいポイント、送料無料、割引クーポンなどのメリットを活かして、お得に買物するにはau Payマーケットへ登録する必要があります(無料)。 個人的にamazonよりも全然おススメです。
▼au Payマーケットへの登録はこちら
docomo:d払い+dショッピング
楽天の10分の1くらいの規模ですが、2018年頃から、ひっそりと色々なキャンペーンを行なっています。
お得な度合い、利用可能な店舗数で言えば、楽天やPayPay、au Payと比べると少し劣りますが、d払いには優れている点があります。docomoユーザーに限って、還元されるポイントが増量されることです。(ドコモ払い)
docomoユーザーであれば、「d払い」をキャッシュレス・EC支払いのメインに据えるのが、最もお得でしょう。
▼d払いのキャンペーン
○オンライン流通系
アパレル(ZOZOTOWNやベイクルーズなど)、本、家電のように、1つのジャンルに絞って、ECを行っている会社は多いです。
一方、Amazon以外に、多くの商品を1つのECで取り扱っているオンライン流通会社は、皆無です。みんな大好きAmazonですが、実はAmazon独自の決済システム「Amazon Pay」があります。
Amazon:Amazon pay+Amazon
ZOZOTOWN、Adidas、るるぶトラベルなど、多くの決済にAmazon Payを利用することができます。「Amazonショッピングアプリ」に表示されるQRコードを使って、店舗で読み取りを行うことで支払いができます。
支払いはAmazonアカウントに登録されたクレジットカードで決済が行われます。しかし、Amazon Payを使うと、Amazon以外の店舗で購入した分のポイントをもらうことができないという致命的なデメリットがあります。
Amazon Mastercard(クレジットカード)とAmazon Payを紐づけすれば、Amazonでの買い物に限ってポイントが最大2.5%付与されますが、正直Amazonのヘビーユーザーでもないとメリットは少ないです。
おトクさを追求するであれば、あまりおススメではないです。
○これから注目
AEON:イオンペイ+イオン.com
2019年の末頃から、噂されている「イオンペイ」。大手スーパーであるイオンが商標登録を行ったことが判明し、いつ開始されるのか注目が集まっています。
(商標登録からキャッシュレス・ECを立ち上げることがネタバレしたのは、他にも、ユニクロペイや、ヨドペイなどがあります)
サービス内容については明らかになっていませんが、恐らくイオンのクレジットカード「イオンセレクト」と紐づけして、イオンの実店舗やネットショップで買物すると、還元率が大きくなるサービスだと思われます。
イオンのネットショップは「イオンネットスーパー」、「イオンスタイル オンライン」、「イオンショップ」、「イオンでワイン」、「イオンサクワ」、「イオンモバイル」、「イオンバイク オンラインショップ」と多岐のジャンルに渡るので、使いやすさは抜群です。
イオンで良く買物する場合は、事前に「イオンカードセレクト」を作っておいて、「イオンペイ」導入初回の還元キャンペーンを逃さないようにしておいた方が良いと思います。
トヨタ:TOYOTA wallet
最近は、車のサブスクリプションやスマートシティ(未来都市:Woven City)を静岡県に作ろうとしているなど、もはや何屋さんか分からなくなってきているトヨタ。
2019年12月頃にTOYOTAが独自のキャッシュレス決済システムを立ち上げました。2020年からサービス開始しており、トヨタ販売店や「iD」、銀行Payが使えるお店で決済できます。
事前に残高をチャージしておくプリペイド方式でiDとTOYOTA walletを紐づけすることで支払いできます。(実店舗では「支払いはiDで」と言えば、それで決済できます)
正直、大きな還元キャンペーンは行っていませんが、TOYOTA walletアプリを初回ダウンロードすると1000円分のチャージがもらえます。
暇な時間にダウンロードしておけば、スーパーなどで1000円分無料で買物できるので生活費の足しになります。
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