凡才でも受かる!京大工学部へ合格する方法!

京大を卒業してから10年近く経っていますが、未だに教育というものに興味があり受験生の苦労をニュースを見たり、大学院含めて6年間お世話になった塾の先生から聞いております。

 

「どうやったら希望の大学に合格できるのか」はすべての受験生が悩むところです。まして難関大学ともなると「自分の才能が足りないのでは無いか?」などと考える人も多くいることでしょう。

 

旧帝大の医学部となると、私も入学したわけではないので分かりませんが、少なくとも旧帝大の工学部、その中でも京大工学部へは才能が無くても合格できた実績があります。

 

少しばかり前の話になりますが、どうやったら才能が無くても京大工学部へ入学できたのか説明します。

 

凡才でも受かる!京大工学部へ合格する方法!

受験における才能とは大きく2つの才能に分かれると思います。1つは理解力が高く、教えて貰ったら直ぐに理解できて、しかも応用ができる才能。もう1つはひたすら勉強に打ち込める努力ができる才能です。

 

どちらか一方の才能があれば京大工学部程度なら、何も考えず勉強するだけで合格できます。しかし、どちらの才能もない場合、合格するにはちょっとしたコツが必要になります。

 

それは、一言で言うと「受験を戦略的に考える」コツです。この場合、志望校を決めて、その志望校へ合格する方法を考えることが最も重要になります。

 

勉強とは、「志望校へ合格するための手段に過ぎない」と心から考えないとダメです。多くの受験生は勉強した結果、自分に見合う大学を選ぶというプロセスで受験を考えがちですが、逆のアプローチを踏みます。

 

この考えをベースに実体験を交えながら「凡才でも受かる!京大工学部へ合格する方法!」を説明します。(古臭い話かもしれませんが、考え方は受験制度が変わっても通用します)

京大工学部へ合格するために必要な点数を調べる

合格点は例年何点くらいか?また一次試験(当時はセンター試験)と二次試験の点数配分の割合はどうなっているか?を分析することから始めます。

 

これは受験生なら誰もが行なっている分析ではないでしょうか?しかしその分析結果を受験勉強に役立てている受験生は、ほとんど居ないと思います。漠然と合計何点取れば合格するということだけ知っていても無駄です。

 

具体的な例を挙げます。例えば当時、京大工学部の工業化学科はセンター試験300点満点、二次試験700点満点の合計1000点満点でした。(今は国語が100点分、二次試験に回ってます)合格最低点は大体550〜600点の間くらいでした。(赤本見てね)

 

センター試験で230点、二次試験が345点くらいが合格最低点のボーダーでした。センター試験が230点なら二次試験で5割取れれば合格ラインに乗る計算ですね。

 

普通に勉強して合格点へ到達できるのかを考える(高3夏までに)

二次試験で5割と聞くと簡単そうに聞こえますし、医学部を受験する人からすると5割とか(笑)でしょうが、はっきり言います。

「まぁまぁ無理ゲー…」

私の才能では二次試験は、どんなに頑張ってもやはり4割ちょいくらいしか取れないだろうなと早い段階で見切りをつけました。

 

無理なら、どうやったら合格できるのかを考える

二次試験は4割ちょい(300点)しか得点できないものと仮定して、どうやって京大工学部に合格するかを考えました。

 

二次試験で300点しか取れない場合、センター試験300点満点中、250〜300点取る必要があります。難しいと思いますか?私は二次試験で得点率を4割ちょいから5割に安定して上げるよりセンター試験で250〜300点を取る方が簡単だと判断しました。

 

なぜなら何度模試を受けても二次試験が4割ちょいしか得点できないのは私の才能が無いことが原因で、努力する才能が無いのはもちろん、理解力の高さも無かったからです。

 

センター試験ならば少なくとも理解力の高さは不要なので、ちまちま過去問をこなしてパターンを覚えていけば満点に近づいていきやすいです。

 

具体的な勉強方法に落とし込んで、自分なりの勉強方法を実践する

受験生みんなが二次試験の勉強に熱を入れ始める7月ごろから、私はセンター対策にウェイトを置いて勉強することとしました。ご存知だと思いますが、京大工学部のセンター試験で必要なのは「国語、社会、英語」だけです。

 

センター対策も上記の3科目しかしませんでした。7月から1月までひたすら3科目だけに集中して過去問と模試を繰り返すと才能無くとも満点近く取れるものです。

 

京大工学部の二次試験は数学250点、英語200点、物理化学250点の配点でした。そして実際、私は二次試験では数学100点、英語90点、物理化学110点と4割ちょいしか得点できませんでした。

 

しかし、なんとか合格することができました。センター試験300点満点中、290点取ったからです。二次試験ができなくても、センター試験と合わせると、あら不思議590点とまあまあの点数になります。

 

大事なのは自分の脳みそのレベルが2次試験の平均レベルまで追いつかないなと思ったときに、みんなと同じような勉強法で愚直に努力するのではなく、どうやったら合格できるのかを戦略立ててから自分で勉強方法を考えることです。

 

私の場合は、「二次試験レベルの問題は自分の才能では追いつかないと考えたからセンター対策で合格点に到達する」ことが自分なりの勉強方法でしたが、やり方は人それぞれです。

 

例えば、英語や物理化学が得意だけど数学が全くできないなら、数学は捨ててセンター試験と英語や物理化学を極めて合格点に到達する方法もあります。

 

受験生は学校や予備校から指示された万人ウケするバランスの良い勉強方法を愚直に、こなしがちですが、それがあなたに合った勉強方法とは限りません。

 

京大工学部の入学へ必要とされる科目をあなたがどれだけ得点できそうかを考えて、あなたに合った勉強方法を自分で早く見つけることが大切です。

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どうも、ヤツです。 リアルでは企業で研究・開発してますが、将来見えすぎてマジつまらんという思いからブログ始めました。 生活していて、役に立つこととか、お得なことを発信しています。