レジ袋有料化対応!嵩張る生ゴミを自宅で処理しよう!

2020年7月から全国的にレジ袋が有料化されました。ほとんどのコンビニやスーパーで袋のサイズによって1〜10円のお金を支払う必要があります。

標準的な家庭だとおよそ1日で1枚のレジ袋を消費しているデータ(※)がありますが、月1000円以上の負担増となるため、エコバッグへの切り替えを行う方も増えてきました。(※国際環境経済研究所調べ)

エコバッグに切り替え、レジ袋を貰わなくなると困るのがゴミ袋です。

一部地域では、地方専用のゴミ袋でないと、ゴミを回収してもらえないシステムがありますが、そうでない地域もあります。

そうした地域では使い終わったレジ袋をゴミ袋にするのが一般的ですが、レジ袋を貰わなくなると、ゴミ袋が不足します。

100円ショップでゴミ袋を買うというのも1つの解決策ではありますが、環境への優しさ、長期的に見た場合のゴミ袋の費用という点からはゴミ自体を減らすことが大切です。

特に生ゴミは厄介です。 毎日捨てないと臭いし、量もあります。

そこで今回は家庭で1番厄介な生ゴミを減らす、毎日捨てなくて良くする、更には家庭菜園の肥料にできる方法を紹介します。

レジ袋有料化対応!嵩張る生ゴミを自宅で処理しよう!

家庭用の生ゴミ処理機とは

厄介な生ゴミをカラカラに乾燥させてしまう機械です。乾いた生ゴミは腐りにくく重量も水分が抜けただけ軽くなります。

生ゴミは特殊なゴミです。水分をたっぷり含んで、腐りやすいという面倒くさい特徴を持っています。

今までは地方それぞれの焼却場で燃やして処理する、あるいは農場・牧場ではバクテリアなどの微生物を用いて自然分解する方法をとっていますが、色々問題があります。

例えば、水分たっぷりの生ゴミを燃やすには熱エネルギーが馬鹿みたいに必要だし、二酸化炭素も出まくる問題。微生物を使っての分解は時間がかかるなどです。

これらは、とても一般家庭で処理する方法には適していません。そこで考えられたのが「乾燥方式」です。

乾燥方式では、低温で生ゴミの水分のみを抜くため時間やエネルギーがかからないという特徴があります。

  • 処理時間:2〜12時間
  • 電気代:月500〜1000円程度

また、水分を抜けば生ゴミは5分の1〜7分の1まで嵩(量)を減らすことができ、ゴミ袋の量を減らすことができます。経済的にもおトクです。

環境的にも、焼却場の運転コスト的にも優しい生ゴミ処理機の購入には地方から助成金が出ているところも多いです。

○助成金がもらえる地方一覧

実は助成金で安く購入できる

全国の多くの地方で生ゴミ処理機用の助成金が出ています。およそ、10〜90%の助成金が出ているため、非常に安価に生ゴミ処理機を購入することができます。

生ゴミ処理機の価格は2〜10万円くらいと幅が大きいですが、思い切って8万円くらいの物が消費電力も小さいため長期的に見れば、おススメです。

特にパナソニックが出している生ゴミ処理機がおススメです。助成金を使えば、地域によっては2〜3万円程度で購入することができます。

特徴

低ランニングコストで、スピーディーに処理

夜、1日分の生ごみがたまったところでタイマーのスイッチを入れれば寝ている間に処理できて翌朝にはサラサラ。

3人家族1日分の生ごみ平均約400グラムなら約100分・約16円で処理可能。

1ヶ月毎日生ゴミを処理しても30日×16円で480円の処理費用しかかからないので、非常に経済的です。

ニオイを抑える脱臭力が高い

生ゴミ処理機で心配になるのが、生ゴミの臭い!処理機が臭ったらどうしよう?と思うでしょう。

一昔前の処理機なら臭いかもしれませんが、最近は技術が進歩して全く臭くありません。(実際に処理中の臭いも嗅ぎましたが臭くない)

パナソニック製の処理機は排ガス処理にも使われている高価なプラチナパラジウム触媒でしっかりカット。

生ごみを7分の1に減らす

3人家族1日分の生ごみ(平均約400グラム:パナソニック調べ)を100分で、7分の1に減らす。

肥料にすれば廃棄物は出ないし、ゴミとして捨てる場合も嵩が減るのでゴミ袋の節約にもなる。

温風乾燥機方式で生ごみの雑菌をシャットアウト

特別な菌やバイオチップなども必要ないので手入れがとても簡単。処理物は、ニオイも菌もなく、また軽くてかさばらないのでごみ出しがとても楽。

さらに、園芸用の有機質肥料として利用することもできる。

緑がグングン育つ肥料ができる

有機質肥料には「ちっ素」「りん(酸)」「カリウム」の肥料3大要素が豊富に含まれている。

生ごみは人間の食物と基本的成分は同じなので、栄養分の種類も量も豊富でバランスよく含まれているため、プランターや畑の肥料にぴったりです。

これからは物の廃棄にどんどんお金が必要になる時代です。助成金など、補助が出ているうちにゴミを減らす工夫をしてみては如何ですか?

雑談ですが、レジ袋が有料化されて僕達が払ったお金がどうなるか知ってます?

あれ、コンビニやスーパーの売り上げになるんです。てっきり、国が税金として徴収して環境保全の費用に使うんだと思っていました。個人的感情ですが、そう思うと少し腹が立ちます。

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