注意で登山!初めてバリエーションルートを登る時の下準備

少しマニアックな記事ですが、最近登山で負傷したり、亡くなられる方が増えていますので、注意喚起の意味を込めて記事にしました。

 

登山と言っても登山道によって、いくつかの種類がありまして、代表的な種類を以下に挙げます。

  • 一般登山
  • バリエーションルート
  • クライミング
  • 沢登り

クライミングと沢登りは切り分けできひんやん!というツッコミはあるかも知れませんが、今回の主題では無いので、敢えて細かくは書きません。

 

また、一般登山道専門で山登りしていた人がいきなり、沢登りやクライミングをすることは自殺行為です。もし興味を持った場合は、上級者と一緒に行って、きちんと指導してもらうべきです。

 

話が脱線しましたが、一般登山を始めて、慣れてきたときに行きたくなるのがバリエーションルートでこれが負傷や死亡事故の危険を孕んでいます。

 

ちょっと調子にのってしまう時期なのですが、一般登山道とバリエーションルートは別物です。

 

大きな違いは、「登山道が無い」ことです。以前行った人がペンキや、テープなどで道案内の印を残してくれている場合もありますが、間違っていることも多く、あまり信用なりません。

 

バリエーションルートを登るうえで最も重要なのが、自分で進んでも大丈夫そうな道を予め確認しておくことです。

 

今の時代、ネットを探せば、そこそこ有名なバリエーションルートであれば、写真とどう進めばいいかが載っています。(ヤマケイオンライン(みんなの登山記録))

 

特に分岐点を画像とキーワードで、スマホや紙のメモ帳に書いておき、何処をどの順に通るのか、順序だてて登るルートの下準備をすることが重要です。

 

例えば御在所の本谷という、バリエーションルートのキーワードはこんな感じで事前に準備して登りました。

①不動岩 左 高巻き
②コーモリ谷分岐 右 倒木
③ハーケン 足掛かり
④大黒岩 左
⑤ゴルジュ連瀑 右
⑥ジョーズ岩(名物) 下 右巻
⑦大岩
⑧点検道 左
 

分岐点となる場所のすべての写真を事前にダウンロードしておき、実際に行ったときに見た景色と比較することで、もし迷った場合、どこら辺で迷ったかを明確にすることができます。

 

そうすれば、1つ前の分岐点まで戻れば間違った道の修正が可能となり、道迷いが減り山頂へ到達できる可能性がグンと上がります。

バリエーションルートで登山する場合は、十分な下調べをすることが最も重要です。

 

ここまで読んだ方は、バリエーションルートに興味があるのでしょう。そこで少し追加で注意点を加えます。

 

岩をよじ登ったり、降りたりするときは岩を信用しないように。掴んだ岩が剥がれることを前提に動いてください。だれかが設置してくれたロープについても同様です、経年劣化で強度が下がって切れます。登山道が無いので、基本だれもルートを整備してくれていません。

 

色々、危ないところが多いバリエーションルートですが、一般登山道よりも楽しいことも多いです。(御在所本谷ではロープウェイの下にある谷を通るので、ロープウェイの中にいる人から応援されたりしましたw)

 

行くなら、下調べを徹底して、登山届を出し、登山保険に加入してから行きましょう。

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どうも、ヤツです。 リアルでは企業で研究・開発してますが、将来見えすぎてマジつまらんという思いからブログ始めました。 生活していて、役に立つこととか、お得なことを発信しています。