政府がコロナウイルス対策で配布予定のマスク活用法

日本政府がコロナウイルス対策でマスクを配布予定との話ですが、どれほど有効なのでしょうか?

内部がどんな構造のマスクなのかは明らかではありませんが、一般的なマスクである場合、自分の感染を防ぐには不十分です。

マスク専門ではないですが、フィルターについて専門的に技術開発していたことがありますので考察して紹介します。

政府がコロナウイルス対策で配布予定のマスク活用法

コロナウイルス対策とは大きく2つの見方ができます。

  • 自分が感染しない
  • 他人に感染させない

一般的なマスクの場合、「他人に感染させない」ことについては有効な対策ですが、自分が感染しないことについては不十分であると言わざるを得ません。

なぜなら、一般的なマスクは初回使用時は小さなゴミを取る処理が有効に働きますが、洗浄すると、その機能が失われてしまうことが多いからです。

●理由について詳しく書いた記事はコチラ

政府が配布予定のマスクは布製マスクであり、洗って使うことが前提ですが、一度洗ってしまうと「自分が感染しない」ことへの効果は小さくなります。

しかし、他人に感染させないのは勿論、自分の身も守りたいですよね。一度洗った布製マスクの機能が復活する可能性が高い方法があります。

理屈の詳細は上記の記事に記載していますが、細かいゴミ(ウイルスや花粉など)の除去に大きな効果を与えるのが帯電加工というマスクの繊維に静電気を帯びさせる処理です。

洗うと、その帯電処理の効果が弱くなるのですが、再び帯電させることでマスクの機能を復活させます。

調べた限り、フマキラーのアレルシャットというスプレーが一番マスク用途に合いそうです。マスクの顔に触れる面からスプレーした方が原理的には効果が見込めます。

なぜなら、マスクの構造は顔に近い側の方が目の細かい繊維のフィルターとなっていて、その繊維を帯電させた方がウイルス除去に効果が見込めるからです。

どの程度効果が見込めるかは定量的には分かりませんが、支給されたマスクを洗ってそのまま使うよりは良いと思います。

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