肌荒れやアトピー肌にオススメな入浴剤

肌荒れやアトピー肌に悩まされている人は、多いのでは無いでしょうか?

肌荒れやアトピーは肌に炎症が原因ですが、何故炎症が起きるのかは詳しく分かっていません。アレルギーやアトピーの場合は黄色ブドウ球菌などの菌が原因など様々言われてますが、人によって原因が異なるとも言われています。

何故炎症が起きるか、メカニズムが分かっていないので肌荒れやアトピーを100%直す薬は2020年段階では無いです。しかし一方で、○○を使ったら、肌荒れやアトピーが完治したという人もいます。

私の妻もアトピー肌気味で、季節の変わり目には症状が悪くなることが多いです。

そこで、アトピーが治ったとコメントしている人が何を使って治ったのかを調べたところ、蓮根・にんにく・ネギなどの食べ物とコメントしている人もいましたが、入浴剤と答える人が多く実際に色々な入浴剤を試してみることにしました。

結果、妻のアトピーにも私の肌荒れにも効果が実感できた入浴剤がありましたので紹介します。

肌荒れやアトピー肌にオススメな入浴剤

肌荒れやアトピーに効果がある入浴剤は以下の基準を前提に選びました。

悪化させる成分が入っていない

そもそも、症状を悪化させる成分が入っていては意味がありませんので除外することとしました。

有効だと思われる成分は科学的に分かっていませんが、悪化させる成分はある程度分かっています。それは大きな分類では「肌に刺激を与える成分」です。

  • 合成香料
  • 界面活性剤
  • 合成着色料
  • 酸化防止剤
  • 鉱物油
  • 防腐剤(パラベン)

もちろん合成香料や合成着色料などは刺激成分にならないこともありますが、なるべく避けて選定しました。(なんでもかんでも合成成分が悪くて天然成分が良いという意味では無いです)

有効だと思われる成分が入っている

肌荒れやアトピーで何故、炎症が起こるかについては分かっていませんが、少なくとも炎症が起こることは分かっています。炎症に対して有効なのは消炎成分です。

また、共通の症状として肌の乾燥も挙げられます。従って保湿成分が有効です。さらにアトピーについては黄色ブドウ球菌などの雑菌が肌の炎症を起こす原因の1つであると考えられています。従って、殺菌成分が有効だと考えました。

  • 低刺激性の殺菌成分
  • 保湿成分
  • 消炎成分

これら症状を悪化させる成分が入っていない、かつ有効だと思われる成分が入っていて念のためアレルギーテスト済みの入浴剤を選定しました。

選定した入浴剤

アマゾンで纏めて一回に何本か買っていますが、大容量パックが無いんです。。。丹平製薬が販売している薬用保湿入浴剤で、特長は以下の通りです。

  • うるおい補給成分:ラノリン脂肪酸コレステリル(保湿成分)配合。
  • 肌荒れ防止成分の天然生薬有効成分[ヨモギエキス]を配合しているので、入浴しながら、しっしんや荒れ性・あせも等の肌トラブルを防ぎます。
  • 炭酸水素Naがお肌を清浄にし、皮膚をなめらかにします。
  • ヨモギ色のお湯です。
  • 無香料・天然色素使用・防腐剤無添加です。
  • アレルギーテスト済み。(全ての方に、アレルギーが起こらないというわけではありません。)

丹平製薬株式会社HP:https://www.tampei.co.jp/atopita/ATB/

有効だと考えられる成分について、保湿成分、肌荒れ防止成分と炭酸水素ナトリウム(低刺激性の殺菌成分、消炎成分)が入っており、かつアレルギーテストも実施しており十分です。

一方、症状を悪化させる成分について、合成香料、界面活性剤、合成着色料、酸化防止剤、鉱物油、防腐剤のうち、合成香料と合成着色料と防腐剤は無添加と明記されています。

では界面活性剤、酸化防止剤、鉱物油は入っているのでしょうか?アトピタの「成分」を見てみましょう。

<薬用成分>
炭酸水素Na(汚れ落とし成分)、グリチルリチン酸2K(消炎成分)、ヨモギエキス(消炎、殺菌成分)
<その他成分>
硫酸 Mg(保温成分)、流動パラフィン(保湿成分)、シア脂(保湿成分)、ステアロイルグルタミン酸 Na(界面活性剤)、無水ケイ酸(肌をさらさらにする成分)、オレンジ油(保湿成分、殺菌成分)、リボフラビン(天然由来着色料)、POEラウリルエーテル(界面活性剤)、シャクヤクエキス(保湿、細胞活性成分)、銅クロロフィリン Na(脱臭成分)、ラノリン脂肪酸コレステリル(保湿成分)、オウゴンエキス(抗菌、消炎成分)、ジオウエキス(保湿、血流改善成分)、オウバクエキス(抗菌、消炎成分)、エタノール(入浴剤の造粒剤)、BG(成分抽出溶媒)

丹平製薬株式会社HP:https://www.tampei.co.jp/atopita/ATB/

鉱物油と酸化防止剤は入っていないようですが、界面活性剤が入っています。この界面活性剤について調べてみました。

  • POE(ポリオキシエチレン)ラウリルエーテル

シャンプー、入浴剤などによく使われている界面活性剤で油と水を馴染ませる乳化という役割があります。入浴剤がお風呂に溶けなかったら意味が無いですからね。この界面活性剤は陰イオン性で低刺激性なので肌への刺激は、ほとんど無いと考えられます。

  • ステアロイルグルタミン酸ナトリウム

こちらも陰イオン性で、低刺激性の界面活性剤です。陽イオン性のと違って基本的に殺菌性を持っていません。

少しだけ踏み込んで説明すると何が陰イオン性と陽イオン性なのかと言うと、乳化したときに水中でミセルの内側にある疎水基がプラスに電離しているのが陽イオン性、マイナスに電離しているのが陰イオン性と言う意味です。

陽イオン性の界面活性剤が殺菌性を有する理由は明確になっていませんが、基本的に生物の表面はマイナスに帯電しており、雑菌など細胞膜と電気的に引き合って破壊する作用が強いためだと考えられています。

当然この殺菌性は人体の細胞へも多少の刺激となるため、アトピーや肌荒れの人には避けたいところです。イオン性の界面活性剤は刺激が少なく問題が無いと判断し、アトピタを使用しています。

妻のアトピーと私の肌荒れの両方に改善が見られたため、色んな人に効果が期待できると思い、オススメします。

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どうも、ヤツです。 リアルでは企業で研究・開発してますが、将来見えすぎてマジつまらんという思いからブログ始めました。 生活していて、役に立つこととか、お得なことを発信しています。