どうも、旅行とごはんが生きがいのヤツです。
以前、老夫婦で経営している知り合いの和食屋さんに行きまして、昔から好きだった”行者にんにく”は未だ無いの?と尋ねたら、「無いけど今度仕入れとくね!」と言われました。
その後少し経ってから行きましたが、本当に仕入れてくれてたみたいでお客さんにめちゃくちゃ好評だったようです。(なお、ヤツが行ったときには時すでに遅し、売り切れでした…)
お店のおじいちゃんが言うには、「行者にんにくって知らない人が多いんやね、これ何?めっちゃ美味いんやけどおかわり」ってお客さんが多かったそうです。
意外と知名度無いのか、美味いのに。。。それなら是非食べて欲しい!と思い記事にした次第です。
まじ美味い春野菜”行者にんにく”
行者にんにくとは
別名アイヌネギ、名前の通り北海道や東北の一部でしか入手できない春野菜です。一応近畿より北の地域の高山地帯には生えているんですが、自然公園の中で生えていることが多く、取っちゃいけない場所が多いんです。
また、収穫できるようになるまで5〜7年かかるため、市場に出回ることは少なく非常に高値で取引されています。
“にんにく”という名前ですが、球根を食べるわけでは無く、茎や葉っぱを天ぷらにして食べます。茎や葉っぱなのに、にんにくの味がする不思議な食べ物です。
控えめに言って、めちゃくちゃ美味いです!
食べ方
肉巻きやら、おひたしやら色々調理はできますが、美味しく食べるなら、天ぷら一択です。
①行者にんにくを丁寧に洗い、泥を落とします。
②水を切ったら、行者にんにくに小麦粉をまぶし、絡めます。
③ボウルに天ぷら粉を入れ、ビールを注ぎながらダマが無くなるまで混ぜます。
④行者にんにくを③のボウルに入れます。
⑤鍋かフライパンに油(ごま油なら尚良し)を入れ170℃まで加熱します。
⑥行者にんにくを⑤に投入し、さっと揚げます。
*美味しく揚げるコツは”さっと”揚げることです。特に葉は熱が伝わるのが早いため、先に茎を揚げておいて、その後に葉を揚げるのがオススメです。
揚げすぎると、香りも飛ぶし、食感も悪くなるので注意です。
⑦最後に塩を振って完成です!
行者にんにくには、にんにくと同じで”アリシン”という強い抗菌作用を持つ物質が含まれており、食べすぎると腸内が殺菌されすぎてお腹を壊します。
美味しいからといって食べすぎないように注意してください。
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