国内空港経由(トランジット)で海外に行く場合のチェックインはどうするの?

飛行機の乗り継ぎについて、トランジットとトランスファーの違いを知っていますか?

トランジットとは目的地へ行く途中に燃料補給のために空港へ寄ることを指し、燃料補給後は同じ飛行機に乗って目的地へ行きます。

●トランジットの例:あなたはオーストラリアに行こうと日本で飛行機Aに乗りました。飛行機Aは燃料補給のため、シンガポールへ寄りました。あなたはシンガポールで飛行機Aの燃料補給が終わるのを待って、飛行機Aに乗ってオーストラリアへ向かいました。

トランスファーとは目的地へ直行便が無いため、他の空港で乗り継ぎをすることを指し、他の飛行機に乗り継いで、目的地へ行きます。

●トランスファーの例:あなたはドイツに行こうとしています。あなたの地域から直でドイツに行く便はありません。そこで、飛行機Bに乗ってドイツへの直行便が出ている成田空港へ向かいました。成田空港到着後、飛行機Cに乗ってドイツへ向かいました。

飛行機の燃費が良くなっている現在、トランジットはほとんど無くなり、トランスファーが主流になっています。トランスファーは国内の空港で行うことが多く、国内空港A(出発地)→国内空港B→国外空港(目的地)の経路で目的地を目指します。

国内でトランスファーする場合、国内移動扱い?国外移動扱い?

この場合、出発地での飛行機への搭乗は国内移動扱いか、国外移動扱いのどちらになるのでしょうか。国内移動扱いであれば搭乗時間の50分前に空港へ到着すれば十分ですが、国外移動扱いであれば出国審査などがあるため搭乗時間の2時間前には空港へ着いておく必要があります。

国内移動扱いか国外移動扱いかで空港へ着いておくべき時間が変わるのですが、どちらか分かりますか?

正解は”国内移動扱い“です。

つまり、空港へは50分前までに着いておけば通常問題なく飛行機へ乗ることができます。(チェックインは”乗り継ぎ”のカウンターで)一方で、免税品などは国内空港A(出発地)の空港では購入することはできません。免税品は国内空港Bに到着した後、購入することができるようになります。

国内空港Bで再度手荷物検査を行った後、出国審査を行い、国外空港C(目的地)を目指すこととなります。

まとめ

●国内空港を経由して、海外へ移動する場合は国内空港間での移動は国内移動扱い。通常、搭乗の50分前に出発地の国内空港へ到着すれば間に合う。

●出発地の国内空港で免税品を購入することはできない。

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