布団を敷く場合、寝るときに敷いて、起きるときに畳む人が多く換気によって湿気を除去できる場合が多いです。しかし、ベッドの場合はマットレスがあるので毎日換気をすることは難しいですよね。
換気による湿気の除去が難しいベッドは、実はマットレスの下面とフレームの内側がカビの温床となるケースが多いのです。
▼マットレスの下面
▼フレームの内側(カビがヤバすぎて拭きました)しかし、なかなか確認する機会が無いので、実はカビの上で毎日寝起きしてしまっている可能性があります。そういえば、ずっとベッドの下を見ていないという方は見てみることをオススメします。
もし、カビが生えてしまっていても大丈夫!きちんと対策すればカビは生えてこなくなります。(上の写真はカビを生やしてしまった僕のベッドですが、対策したら生えてこなくなりました)
ベッドの下にカビが生えても対策すれば大丈夫!
カビが生える原因は主に温度と湿度です。温度が26度くらい、湿度が60%以上の環境でカビは最も元気に繁殖します。
温度と湿度の内、湿度のほうがカビの繁殖へ影響を与えるため、湿度を下げることが大切です。また、一旦カビの生えてしまったところから、カビを除去して、再度生えてこないようにすることも大事です。
この2つの対策を行えば、めったなことでカビが生えてくることはありません。湿度を下げること、カビが再度生えてこないようにする対策について、具体的に説明します。
湿度を下げる
脚付きのベッドで元々風通しの良い形をしていればマットレスを上げて扇風機で通風すれば簡単に換気により湿気を除去できます。
▼脚付きのベッド一方、四方をフレームで覆われたベッドはベッド下部に隙間がないために、湿気が抜けにくく、カビが生えやすいです。
▼フレームで覆われたベッド僕のベッドも、四方をフレームで覆われたベッドですが、ある時ベッドの下を見てみたらカビが生えていました。
妻と同じシングルのベッドを横並び2台で使っているのですが、妻の方のベッドにはカビはほとんど生えていませんでした。また、フレームの上半身側にカビが生えていました。
妻よりも僕の方が体が大きく、寝ている間の発汗量は多いこと、下半身よりも上半身の方がベッドとの接触面積が大きく発汗量が多いことから、体から放出される水分(湿気)がカビの繁殖に効いているのだと考えました。
要は、寝ている間に体から出た汗の蒸気がマットレスを貫通して、ベッドのフレームまで到達しているということです。
そこで通気性の悪い場所から湿気を除去するために対策を打ちました。除湿剤をベッドのフレーム下に設置し、換気ができない場所でも除湿できるようにしたのです。
除湿剤を置いてから2週間後に、ベッドの下を確認しましたがカビの発生は無く、明らかに効果がありました。
しかし、一度カビが生えてしまうとカビ菌が残っており再発生してしまう可能性があると思い、念には念を入れて対策しました。
カビが再度生えてこないようにする
一旦、除菌スプレーで徹底的にベッドのフレームとマットレス(布用の除菌剤使用)を殺菌した後、ベッドのフレーム内に防カビ剤を設置しました。
寝ている時に防カビ剤の匂いがすると嫌なので、無香タイプを選びましたが効果はあるようです。防カビ剤を設置してから1ヶ月半経過しましたがカビは生えてきていません。
もしかしたら、、、と思ったら一度ベッドの下を覗いてみてください。そのときカビが生えていても落ち着いて対策すれば、再発生を防ぐことができます!
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